Amazonが客の注文前に発送する特許を取得!注文直後に配達の届く未来がやってくる!?

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e-コマースの巨人amazon.comが、「事前出荷」というとんでもないことを初めようとしています。
これは、顧客が商品を購入しようとしているものを事前に予測して配送することによって納期短縮を図るというもので、アマゾンはこれに関する特許を取得しました。

企業家ジェフ・ベゾス氏が1994年に会社を設立して以来アマゾンは1263もの特許を取得していますが、今回の特許はこれまでよりワンランク上のステージを目指す礎となりそう。
将来的には、注文した数分後に自宅のチャイムが鳴って商品が届くということも起こり得えます。 Amazon-patent-shipping (2)-ss

「予測出荷」

2012年8月24日に出願申請され、2013年12月24日に認定されたこの特許には、「予測出荷」と呼ぶ方法が記載されており、事前出荷に関するシナリオの詳細が記されています。 Amazon-patent-shipping (1)-ss

申請の文言によれば、様々なシナリオを想定した上で、同じ商品を求める潜在的な顧客までの距離に基いて経路変更したり、顧客が購入決定するまでトラックの貨物室に留めておくことで、購入直後に配送へ向かえるアイデアが記載されています。

出願、公告内容の詳細PDF

実際に申請された書面のPDFをこちらから閲覧できます。勿論英語です。

出願番号:US 13/594195
公告番号:US8615473 B2

注文しない場合、商品は無料でプレゼントされる場合も

このシステムが人間の意志を上回ることは非常に難しく、需要予測アルゴリズムが失敗をすることも当然としてありえます。
しかし顧客が注文していなかった場合でも、トラックの配達がやってきて「サプライズ・プレゼント」として商品をくれるといいます。このプレゼントが起こりうる条件とは、トラックが商品を引き返したり、違う顧客へ届けるために経路変更した場合に、予測してたプレ顧客への訪問よりもコストが高くなる場合に限ります。

このシステムは大変素晴らしいですが、恐ろしく不適切な事態を引き起こす可能性も懸念されています。例えば以下のようなものがあり、課題とされています。

  • 遺言作成キットが既に死んだ人に送られる。
  • 子供を亡くした直後の両親に子供用オモチャが届けられる。

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eコマース物流の環から、完全に人間を排除しようとするこの動きにはある種の恐怖すら感じます。(いい意味で)
冒頭で述べた通り、ワンクリック注文で発注した数分後に配達人がやってくる未来が実現する可能性は大いにあります。そのときAmazonユーザーは、「欲しいものリスト」を小まめにチェック・整理しておく必要がありそうですね。

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