不気味!サタニスト団体が悪魔の彫像設置をオクラホマ州会議事堂に申請(画像)

2016/09/12

ニューヨークを拠点とするサタニスト (悪魔崇拝者) 団体サタニック・テンプル(Satanic Temple)が、2012年にモーセの十戒の記念碑が設置された州会議事堂の敷地内に、悪魔の彫像も建立するよう管理委員会に申請しています。

悪魔の彫像のデザイン

設計図と共に提出されたデザイナーによるレンダリングには、角を生やしたヤギの頭に翼と長いヒゲを持つ悪魔バフォメット(Baphomet)が、五芒星の装飾がデザインされた玉座に座り、横に笑顔の子どもを連れている様子が描かれています。高さは7フィート (約210センチ) 。

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Baphometの彫刻デザインのイメージ図

モーセの十戒は撤去するよう訴訟・裁判が起こされている

2012年に設置された十戒記念碑について、米自由人権協会はこれを撤去するよう訴訟を起こしていますが、サタニック・テンプルは民間出資による十戒記念碑の設置を認可したことで悪魔像への扉も開かれたと主張。

同じような申請はいくつもあり、ネバダ州のヒンズー教指導者、動物の権利団体、風刺のためのジョーク宗教空飛ぶスパゲッティ・モンスター教などからも提出されています。

団体の広報担当者リュシアン・グリーブス氏は、今回の申請がオクラホマ州のリーダーたちの偽善性への注意を呼びかける一環だと認めたうえで、真剣に設置を希望して次のように述べています。

この記念碑は悪魔主義者たちの視点を反映してデザインされています。像には椅子としての機能もあり、あらゆる年齢の人が悪魔の膝に座ることができます。インスピレーションを与え、思索の助けとなることでしょう

サタニック・テンプルの公式ウェブでの見解

宗教的な信念をわれわれの目標ないしは仕事についての語りの文脈を構築する比喩的な枠組みとして捉えることにより、迷信と宗教を切り離すことを求めている。悪魔は、暴政への反逆、自由かつ理性的な問い、然るべき幸福の追求の究極的な象徴である

確かに主張には一貫性があり筋が通っているのですが、議事堂にこんな彫像が建ってたら不気味ですよね・・・

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