アラスカの溶けた氷河から60年前に墜落した事故機


アメリカ・アラスカ州で約60年前に墜落した米軍の輸送機が氷河の中から発見され、米当局が遺留品などの回収作業を行っています。墜落後、飛行機は氷河の下に埋もれていましたが、氷が融解したことで地表に姿を現しました。

アンカレジの東約80kmで見つかったこの輸送機は、1952年11月、飛行中に山に激突、乗っていた兵士52人は全員死亡したとされています。

同機は2012年夏、アラスカ州兵らの訓練飛行中に発見され、米統合戦争捕虜・行方不明者探索司令部(JPAC)が捜索を実施し、今年2013年の夏も新たな遺留品を探す作業が行われています。

遺留品は長年氷の下にあったことから保存状態はかなり良く、チームはこれまでに釣り道具、コンパス、救命袋等のほか、当時の事故で死亡した兵士とみられる遺体の一部も発見しており、遺体の一部はハワイのDNAを照合する施設に送られて遺族らと身元確認を行う予定。

捜索チームを率いる法人類学者のグレゴリー・バーグ博士は会見で「氷河の融解と移動に伴い、さらなる遺留品が現れつつある」と説明しています。

source