燃料不要のソーラー飛行機が米大陸横断への初飛行に成功!

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太陽エネルギーのみで飛行可能なソーラー飛行機が2013年5月3日、アメリカのカリフォルニア州を出発し、米国横断の最初の目的地であるアリゾナ州フェニックスの空港に約18時間後に無事着陸しました。

これは同プロジェクトのウェブサイトが明らかにしました。 「ソーラー・インパルス」という名前のこのソーラー飛行機は3日の朝、サンフランシスコ近郊のモフェットフィールドから飛び立って18時間18分後にフェニックスのスカイハーバー国際空港に降り立ちました。

今後はダラス、セントルイス、ワシントンを経由して、約2カ月以内に最終目的地であるニューヨーク(NY)に到着する予定です。カーボンファイバー(炭素繊維)でできた機体は軽自動車ほどの重さで、翼長(翼の長さ)はジェット機とほぼ同じ。1回の飛行時間は最大24時間で、両翼には1万2000枚もの太陽光パネルが取り付けられています。高度8500メートルまで上昇できて、平均飛行速度は時速69キロ(69km/h)。

同機の開発には、スイスのエレベーター大手シンドラーの技術者らが参加しているほか、ベルギーの医薬品・化学・プラスチックメーカー大手ソルベイも研究支援を行っています。原発事故以来、注目が集まっている太陽光発電。地上でのソーラー発電の方向性について、「日本は太陽光パネルの変換効率を高めようとしているが、中国製のように変換効率が小さくても大面積で補えばいいのに・・・」などと国内から揶揄されることもしばしばありますが、こういった飛行機のように搭載できるパネルに制限がある場合は大いに日本の技術力が威力を発揮するのではないでしょうか。クリーンエネルギーで世界中を飛びまわれる時代がくるといいですね!