フル充電まで僅か1秒!充電効率1000倍、容量・寿命30倍の超高速充電バッテリーをイリノイ大学が開発!

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アメリカ・イリノイ州立大学の研究者らがたった1秒でフル充電出来てしまう携帯電話電池を開発しました。ここ数十年で電子機器は小型化、高性能化がグングン進んでいますが、それらに搭載されるバッテリーの進化は遥かに遅れています。

イリノイ大学の科学者たちは3次元微細構造を用いて、既存のリチウム電池に比べて充電時間が1/1000のマイクロ電池を開発。この電池は、正極と負極の表面積が従来よりもかなり大きく、放電と充電のレートが上がります。正極(プラス側)の改良は前から行われていますが、負極(マイナス側)を改良したのは今回が初めて。

大容量と高出力を両立

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この電池の凄いところは、既存電池に比べて大容量と高出力の両方が可能であること。例えばコンデンサは高蓄電・短時間高出力、一方リチウム電池は大容量・長時間低出力。携帯電話は現在「パソコン」と呼べるほどにまで進化を重ねてきましたが、搭載されるバッテリーには携帯電話の進化に追従するような大きな技術進歩はなく、携帯電話の回路集積度に比例して増大する消費電力の増加が大きな課題。

常に通信を行うようなアプリは多くの電力を必要とし、ユーザーには「高性能・短時間駆動」と「低性能・長時間駆動」の2択が迫られてきました。そして大容量バッテリーはその対価として長時間充電を強いられてきたのです。
しかし「マイクロテクノロジー」によってその悩みはなくなりそうです。

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プロジェクトに携わる院生のJames Pikul氏は「この技術を使えば、従来電池のように充電池を箱型にする必要がなくなる」と話し、主任研究員のWilliam King氏は「これは電池を考える、まったく新しい方法である」と語っています。

小型化が見込める上に、箱型である制約がなくなるとは・・・今後、プロダクト・デザインにも大きく寄与しそうですね!

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