【閲覧注意】扁平上皮癌により顔の左半分を失った男性が新しい顔を手に入れる

2018/04/11

この男性、少し前まではこんなにハンサムでしたが、扁平上皮癌という病にかかってしまい腫瘍摘出と同時に顔面の左側を大きく失ってしまいました。

Man Is Missing A Chunk Of His Face!After suffering from a squamous cell carcinoma, this man had his eye and a large portion of his face removed!

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扁平上皮癌

扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん、squamous cell carcinoma)とは、上皮性の悪性腫瘍のひとつ。口腔・舌・咽頭・食道・声帯・気管・気管支・喉頭・肛門・女性の子宮などの粘膜、皮膚に出来る腫瘍。(子宮頸部に発症すれば子宮頸癌)

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男性はこの癌に侵され、摘出手術の際に左目や頬骨、頬肉を含む顔面左半分の大部分を失いました。腫瘍は摘出できたものの、男性は元に戻るこのないマスクを失ったことについて非常に苦しんできました。

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テーピングを外してみるとそこにはガーゼの詰め物がされており、更に詰め物を取ると鼻腔・口腔、舌までもが外から見える状態となります。

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男性の苦しみを解決すべく、CGにより骨格を再現し、彼のための特別なマスクが作られました。

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宛がう(あてがう)だけでも従来よりは随分表情豊かに見えます。

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術後、顔のバランスも既に偏ってしまっているため、当時の顔を完全復元することは難しいのかもしれません。しかし彼にとってはとても大きな変化だったに違いありません。鏡を見てなんだか嬉しそうな男性の表情が伺えます。

眼球部分の他にも、鼻をうしなった人や、耳を失った人のためのリアルな補綴物の実現には医療と美術の両方の技術が必要です。