外国人旅行者に優しい国ランキング、最も優しくない国は?


世界経済フォーラムが、世界140カ国の旅行業界の競争力を比較したランキングをまとめました。

この調査は各国の観光インフラや施設の整備状況、自然資産や文化資産の充実度、治安状況などの項目を点数化して、さまざまなランキングに分類しています。

「外国人旅行者に対する国民の態度」のランキングで、外国人観光客に最も優しい国はアイスランドとニュージーランド、最も優しくない国はボリビアという結果に。

各国のスコアと順位は次の通り。

観光客に優しい国ベスト10

順位国名得点
01位アイスランド6.8点
02位ニュージーランド6.8点
03位モロッコ6.7点
04位マケドニア6.7点
05位オーストリア6.7点
06位セネガル6.7点
07位ポルトガル6.6点
08位ボスニア・ヘルツェゴビナ6.6点
09位アイルランド6.6点
10位ブルキナファソ6.6点

相対評価ではスイス、ドイツ、オーストリアを筆頭に、欧州の5カ国が上位を独占しています。

項目別に見ると、おもてなし度を7段階で評価した「外国人旅行者に対する国民の態度」のランキングでは、アイスランドとニュージーランドが共に6.8ポイントを獲得して首位。日本は6.2点で74位。

観光客に優しくない国ワースト10

順位国名得点
01位ボリビア4.1点
02位ベネズエラ4.5点
03位ロシア5.0点
04位クウェート5.2点
05位ラトビア5.2点
06位イラン5.2点
07位パキスタン5.3点
08位スロバキア5.5点
09位ブルガリア5.5点
10位モンゴル5.5点

一方、南米のボリビアは4.1ポイントで最下位。多くの観光客が訪れる韓国と中国も、モンゴルなどと並ぶ5.5ポイントで下位にとどまっています。

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